足柄峠

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足柄峠(あしがらとうげ)とは、駿河相模国境にあたる峠のことである。

概要[編集]

東海道の難所として知られ、関東(坂東)への入口であった。現在の神奈川県南足柄市静岡県小山町の間を指す。899年昌泰2年)に群盗の荷駄の略奪を対処するために上野碓井峠と共に関所が置かれた(足柄関)。鎌倉時代になると南の箱根路が繫栄したため、徒歩交通としては急速に衰退した。
一方、明治になると東阪間の東海道本線が北寄りの山北と小山の間を通過し、1934年の丹那トンネル開通まで事実上の主要交通路として機能し、さらに東名高速道路も同様のルートを通り、主要交通路として機能している。

関連項目[編集]