岳南電車

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岳南電車(がくなんでんしゃ)は静岡県富士市本社の富士急グループの鉄道事業者

概要[編集]

鉄道路線は岳南電車岳南線があり、岳南電車が、富士市内のJR東海道線 吉原駅と岳南江尾駅とを結ぶ全長9.2Kmの路線を運営。9.2km間に10駅がある。
恒常的な赤字状態であり、平成24年度分から公的資金が投入されている。10駅すべてのホームに「富士山ビュースポット」の表示がある。

親会社は、富士市東部を中心に、不動産事業、物販事業等を手掛け、ゴルフ場運営の子会社も持つ岳南鉄道。

沿革[編集]

戦後、貨物用に敷設された日産重工業(現・日産自動車)の専用線を利用し、駿豆鉄道が吉原の中心部と東海道本線の鈴川や沼津を結ぶ鉄道を計画し、1949年(昭和24年)鈴川駅(現吉原駅)〜本吉原駅間を開業させた。なお、沼津への延長構想は頓挫した。
貨物輸送は最盛期には引込線と専用線の総延長が本線の総延長を上回っていた。

  • 1949年(昭和24年)11月18日、岳南鉄道が岳南線 鈴川駅(現・吉原駅)、吉原本町駅間を開業。
  • 1953年(昭和28年)1月20日、岳南富士岡駅 - 岳南江尾駅間が開業し全線開通。
  • 1956年(昭和31年) - 富士急傘下に入る。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - バス事業から撤退。
  • 2013年(平成25年) - 鉄道事業を岳南鉄道から分離。

会社概要[編集]

  • 社名:岳南電車株式会社
  • 創立:1948年(昭和23年)12月15日
  • 設立: 2013年(平成25年)4月1日
  • 本社:〒417-0001 静岡県富士市今泉一丁目17番39号
  • 代表者:代表取締役社長 石井 謙一
  • 事業内容:鉄道事業
  • 運行区間:吉原駅~岳南江尾駅
  • 営業キロ:9.2キロ
  • 車両数:6両
  • 資本金:100,000千円

社訓[編集]

  • 無事故
  • 誠実
  • 親和

その他[編集]

  • 吉原駅とジヤトコ前駅の間にある公設市場踏切の付近では、線路上の走行車両と、正面の富士山を同時に撮影できるスポットである。
  • 1998年まで手掛けていたバス事業は富士急静岡バスに譲渡されている。
中核会社 富士急行
交通・運輸

富士山麓電気鉄道 - 岳南電車 - 身延登山鉄道 - 富士急バス - 富士急モビリティ - 富士急シティバス - 富士急静岡バス - 富士急湘南バス - フジエクスプレス - 富士急行観光 - 石川タクシー富士 - 富士急静岡タクシー - 富士急山梨ハイヤー - 富士急マリンリゾート - 富士五湖汽船 - 富士汽船 - 箱根遊船 - 十国峠ケーブルカー

子会社 フジエクスプレス(東京 (T) - 横浜 (H)) - 富士急湘南バス (M) - 富士急バス (F) - 富士急モビリティ (G)
富士急シティバス (E) - 富士急静岡バス (W)富士宮 - ‎鷹岡) - 富士急行観光(東京 (T) - 埼玉 (S))
過去 富士宮 (A) - 富士 (B) - 吉原 (C) - 三島 (D) - 沼津 (E)→静岡東統括事業所 (E) - 御殿場 (F→G) - 松田 (G→M) - 横浜 (H)
沼津貸切 (K) - 相模湖 (K)→八王子 (C) - ‎鷹岡 (L)→静岡西統括事業所 (W) - 清水 (M) - 学会 (N)
吉田 (P)→富士吉田 (F) - 都留 (R) - 大月 (S) - 上野原 (T) - 甲府 (U→K) - 韮崎 (V) - 河口湖 (W→Y) - 東京 (Y→T)
廃業 御殿場自動車 - 大富士開発
撤退 岳南鉄道
レジャー 富士急ハイランド - 相模湖リゾート(さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト) - ハイランドリゾート - ホテル富士急 - ピカ(ぐりんぱYeti忍野 しのびの里) - 富士急安達太良観光(あだたら高原スキー場) - 富士観光興業(鳴沢氷穴富岳風穴) - 表富士観光 - 十国峠株式会社(十国峠レストハウス)
その他 岳南鉄道 - 富士急百貨店Q-STA) - レゾナント・システムズ - 富士急リゾートアメニティ - 富士ミネラルウォーター - 富士急トラベル - 富士急建設 - 富士急ビジネスサポート - 富士急アカウンティングサービス - ケーブルテレビ富士 - 富士急オートサービス
関連項目 テレビ山梨(UTY) - エフエム富士(FM FUJI) - 堀内光雄 - PASMO - Suica - ブシロードBanG Dream! - D4DJ) - 茅原実里