宇良和輝

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

宇良 和輝(うら かずき、1992年6月22日 - )は、大阪府出身の大相撲力士

プロフィール[編集]

プロ入り前[編集]

相撲を始めたのは4歳の時、小学校3年生の時からレスリングを始める。小学校4年生で全国大会で準優勝した。中学校卒業後は京都府鳥羽高等学校に進学、この時の身長は152cmで女子を含めてクラスで一番小さかった。
関西学院大学に進学後は85kgの体重を僅か2か月で65kgまで減量した。その後、体重別の試合に出るのはやめて体作りに着手し、体重を107kgまで増やした。アマチュア相撲時代には居反りや足取りなどの珍しい取り口で注目を集めていた[注 1]

プロ入り後[編集]

2015年3月場所で初土俵。関西学院大学相撲部創部125年目にして、初の大相撲入りとなる[1]。締め込みはピンク。

2015年5月場所の序ノ口では優勝を決めて16連勝を達成した。11月場所には幕下に昇進、この時は優勝を逃したものの7戦全勝を達成した。2016年5月場所には関西学院大学出身者としては初の十両に昇進、2017年3月場所には新入幕する。しかし右ひざの状態が悪く、2018年3月場所には幕下に陥落している。11月場所で復帰し、三段目で優勝するが翌場所から右膝の怪我の為休場し、その後4場所全休して序二段106枚目まで陥落するが、2019年11月場所で復帰。序二段・三段目で優勝する。
翌2020年の11月場所で関取復帰。2021年7月場所には幕内に復帰。照ノ富士が記録した幕内陥落から復帰までの最低位を更新した。
2022年3月場所では西前頭筆頭まで番付を上げた。業師ぶりも健在で、2022年9月場所4日目では、伝え反り宝富士2023年5月場所では頭捻り翔猿を破った。

成績[編集]

  • 三段目優勝:2回(2018年11月場所、2020年3月場所)
  • 序二段優勝:1回(2020年1月場所)
  • 序ノ口優勝:1回(2015年5月場所)
年数 一月場所 三月場所 五月場所 七月場所 九月場所 十一月場所
2015年 前相撲
2勝0敗
西 序ノ口 #7
7勝0敗
優勝
東 序二段 #10
7勝0敗
東 三段目 #18
5勝2敗
東 幕下 #54
7勝0敗
2016年 西 幕下 #8
6勝1敗
西 幕下 #2
6勝1敗
西 十両 #13
10勝5敗
西 十両 #8
11勝4敗
西 十両 #1
6勝9敗
西 十両 #5
8勝7敗
2017年 東 十両 #3
11勝4敗
西 前頭 #12
8勝7敗
西 前頭 #10
11勝4敗
東 前頭 #4
7勝8敗
西 前頭 #4
1勝2敗12休
東 前頭 #16
休場
2018年 東 十両 #11
0勝0敗15休
西 幕下 #10
0勝0敗7休
西 幕下 #50
0勝0敗7休
西 三段目 #30
0勝0敗7休
東 三段目 #91
6勝1敗
東 三段目 #33
6勝1敗
優勝
2019年 西 幕下 #23
2勝3敗2休
西 幕下 #36
0勝0敗7休
西 三段目 #16
0勝0敗7休
西 三段目 #76
0勝0敗7休
西 序二段 #36
0勝0敗7休
西 序二段 #106
6勝1敗
2020年 東 序二段 #28
7勝0敗
優勝
西 三段目 #30
7勝0敗
優勝
2021年
2022年 東前頭 #2
8勝7敗
西前頭 #1
4勝11敗
東前頭 #6
9勝5敗1休
西前頭 #3
7勝8敗
西前頭 #3
8勝7敗

脚注[編集]

  1. 但し、頭捻りは得意でなかったらしい。
出典

外部リンク[編集]