半月

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半月(はんげつ)とは、半分だけが光って見えるのことである。新月満月のそれぞれ約1週間後に起こり、新月の後のものを上弦の月、満月の後のものを下弦の月という。

物理[編集]

太陽系天の北極の方角から見たときに、太陽から地球に向けて伸ばした半直線と、月から地球に向けて伸ばした半直線とが直行する。すなわち、黄経は、90°と270°になる。

観測[編集]

半月は、夜と昼のそれぞれ半分にわたって、-10等級で輝く。これは金星の約250倍にもなる。また、月面の真横から日光が当たるので、表面の地形がわかりやすく、クレーターの観測にも適している。地球照は、肉眼ではほとんど分からないが、写真撮影すると写る。