マネージャー

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マネージャーには少なくとも三種あり、

  • 経営者やスポーツ選手、芸能人の雑用をしたり、スケジュール管理などをしたり、仕事を取ってきたりするアシスタントのことである(芸能界では「付き人」ともいうが、ボウヤと呼ばれたりもする)。通称「ジャーマネ」。会社経営では「秘書」、大相撲では「付け人」という。
  • 主に高校のチームスポーツの運動部(男子部員が多い)の女子マネージャー。
  • 電算業界などのプロジェクトマネージャー。チームリーダーと行ったり来たりすることも多い。

概要[編集]

本人とマネージャーの個人契約だったり、事務所が介して契約関係を結ぶ。稀に肉親がマネージャーを務めることもある。最初から本業としてマネージャー職に就くものが多いが、すがぬま伸浅草キッドのマネージャーになるといった芸能人からの転身もある。

また、稀にだがマネージャーから本職の芸能人になるケースもある。可愛すぎる売り子「ほのか」のマネージャーである池田桃子が売れてしまったケースがそれである[1]

不向きな人[編集]

頭が固い人、頭の回転が遅い人、睡眠時間が8時間必要な人はやらない方が良い。どうしてもマネージャーという仕事をやってみたければ、あなたの父母兄弟のマネージャーになりなさい。お弁当を作ってあげたり、町内会の役をやったり、家の掃除をやりなさい。

プロジェクト・マネージャー[編集]

航空機など大規模システムの設計・開発から運用にいたる過程を「プロジェクト」という。こうしたプロジェクトの管理者を「プロジェクト・マネージャー」という。日本では霊式戦闘機の開発のプロジェクト・マネージャーでありプロジェクト・リーダーであった堀越二郎が知られている。
プロマネの仕事としては、「雑音の排除」と「徹底」である。零戦のときは海軍の源田実が雑音源だと伝わっており、佐貫亦男は「ふだん沢庵の尻尾かなにかをオカズに飯を食っているような奴が、高級料亭で『こんなものが喰えるか!』と騒ぐようなものです」と零していた。また堀越は「根堀越さん・葉堀越さん」と呼ばれ、リブの図面を持っていったところ、「ここに孔をあければもっと軽くなるでしょう」と持帰らされたという。「機体重量の一万分の一まで管理します」「塵も積もれば山となる」とか。結果としてできあがったのが過去に例のなかった大型単座戦闘機であり、「こんなにデカのがちゃんと飛ぶのか?」とパイロットが不安になったという。
とはいえ冷戦は「一発ネタ」に近いものがあり、まだ対戦国の最新鋭の機体が前線に配備される前だったから威力を発揮した部分があり、その機体を敗戦まで使い続けなければならなかったところに日本の弱みがあった。山本五十六は「一年半くらいで講和する」予定だったらしいが、それが五年半も続くと息切れもするだろう。
そんなわけで現代ではPERT/CPMという技法が知られているのだが、ダメなマネージャーは科学的かつ効率的なマネージメント手法なんていうのは金輪際信じず、上の方の意向によって右往左往し、スケジュール前倒しだの仕様変更だのと余計なことをやって現場を混乱させる。ペースを守って仕事をしているとイラつき、手待ち時間ができたら他の業務を突っこみ、勘所では故障者が多くて人が足りなくなり、人を増やしては作業の足を引っ張る。その結果、デスマーチが起きる。
海軍の口伝によれば、「頭より先に艦を動かすな」という。「やらなくていいことは、やらない」タイプの人が向いていそうな役柄である。

脚注[編集]

関連語句[編集]